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2011年3月28日月曜日

進の日記、2011年 -87-

3月28日 月曜日 快晴

晴れている割に寒くない。鬼沢橋・和樂備神社コース。

途中、花梨通りで青空を背景に花梨の蕾の写真を一生懸命撮っていると、マスクをして木の棒を持った老人がやってきて、自分の写真を撮るなと文句を言う。僕は今花の写真を撮っているので、あんたの写真など撮ってないと言い返したが、承服しないで文句をいうので疑うなら見せてやろうと再生して見せてやったら、それでもぶすぶすいいながら立ち去って行った。
かなり腹がたったが、年とったみじめだと自分で思っている姿をどこかで撮られて、嫌な思いをしたのかもしれない。あるいは、なんとなくこの世の中が不満で腹立たしくて、朝っぱらからのんきに写真など撮ってる他人にケチをつけたくなったのかもしれない。可哀想な人なのだろう、もっと優しく接してあげればよかったと後悔した。



居間から撮った今朝の写真




すみれ薬局の近くの桜の木、後10日くらいで咲くかも




要害通りの桃の木は枝を剪定されて今年は惨めな姿となったが、それdめお梢の方に少し咲いていた。その向こうには朝の三日月が見えていた





門柱の上のシーサー(獅子様)、那覇でそっくりなのを見た記憶がある




せせらぎ公園前の家のシバザクラ




せせらぎ公園のコブシの並木の下の彫刻




南町桜並木はまだまだ




緑川で体操をしている老人たち、向かって前列右端の人が指導者で顔なじみ




花梨通りで




道端のホトケノザ




紫木蓮も咲き始めた




青空に一輪




中央小学校裏の家で見事に咲いていた



柊鰯と白木蓮




寄り添う椿



今日の写真はもっとあって、下記のサイトで見られます。この季節は、ついつい数が多くなってしまいます。

http://cid-6408a669cd3e3117.skydrive.live.com/redir.aspx?page=play&resid=6408A669CD3E3117!148



昨日、福島原発関係で調べたことは以下です。

2号炉のタービン建屋の床にたまった水からでたらめの量のヨウ素131やセシウム137が検出されている。炉の内の冷却水中の千倍もの放射能とかいう。燃料棒の被覆が壊れて炉内の水に出てしまったとしか考えられない。
調べてみると、燃料棒の太さは1cm、長さは4m、ジルコニウムでできていて、壁の厚さは2mmという。しかも、通常の炉の停止の場合は制御棒をゆっくりとまる1日かけていれていって、ゆっくりと炉の停止をおこなうという。それは急激な温度などの変化で燃料棒を傷つけないためだという。それを緊急停止で急いで停止しているので、燃料棒が壊れている可能性があるし、さらに上部は冷却水ら出ていて、溶融している可能性が高い。
さらに3号炉ではMOX燃料が使われていると公表されている。MOX燃料というのは、英語ではmixed oxide fuelで 混合酸化燃料という意味。通常使われている2酸化ウランだけでなく、これに2酸化プルトニウムを4-9%混ぜてあるのだそうだ。これがプルサーマルというのだとわかった。
プルトニウムはこれが臨海に達すると、巨大なエネルギーを出す爆発を起こして極めて危険なだけでなく、人の臓器に取り込まれる数十年たっても半分くらいしか排出されないといい、極めて危険らしい。
しかし、幸いなことに水には極めて溶けにくいものだそうなので、粉末として拡散しても、水に溶けて拡散するおそれは低いようだ。3号炉が爆発しなければ、プルトニウムで被爆するおそれはないと思う。

今のところ、3号炉が爆発する兆候はないが、注意を払っているべきである。

さらに原発の海岸から検出された高濃度のヨウ素131の問題である。付近の魚類には我々と同じようなホルモンを出している甲状腺がある。そしていわれているように放射性ヨウ素は甲状腺に活発に取り込まれて甲状腺のホルモンの分子の一部になる。
ということは、甲状腺の細胞は強烈な放射線を細胞の中や周囲から浴びることになる。そして癌になるだけでなく、放射線が強いと甲状腺の細胞そのものが破壊される。
僕はかってアメリカで原発実験場付近で採集された魚には、甲状腺が放射線で破壊された個体がたくさんあるのを見たことがあった。1950年代の話である。このようなことが付近お魚にも起こる可能性がある。
ただ、現在海水中で検出されているのはヨウ素131で半減期が8日なので、やがてその放射能は減衰して、問題にならなくなるだろう。

しかしセシウム137の方はもっと問題である。セシウム137は水溶性の有毒物質であり、体内に入るとセシウムは体中に分配され、濃度は骨組織で低く、筋組織で高い。生体内での半減期は70日以下である [5]。犬を使った実験では、3800μCi/kg(約44μg/kgのセシウム137)を服用したものは3週間以内に死亡した[6]魚類にはセシュウム137が濃縮されているという研究があるので、原発付近の海域でとれた魚については注意が必要だろう。

すぐ近くの東京での放射能の変化を見てみよう。幸い、渋谷の東電電力館での環境放射能の変化を見ると、


  2号炉で圧力抑制室の破損が起こったり、4号炉の建屋で爆発が起こったりした3月15日には、東京の大気中の放射能が通常の10倍以上に急上昇した。しかしすぐ通常値近くまで下がり、21日には再び、今度は通常の2倍以上に上がったが、その後、わずかずつだが徐々に下がってきていている。このレベルだと国内の場所によっては通常でもこれくらいのレベルの放射能があるところもあり、心配は要らない。これがもっと高くなるかどうか、気を付けている必要がある。東電では毎時間の測定値を数時間遅れで公表しているのでそれを見るといいと思う。

とにかく、福島第一原発の状況からは目を離さないほうが良い。幸い、埼玉県の水道中の放射のレベルも下がってきたようであるし、牛乳も乳児には問題があるようだが、乳児以外には一応、問題はない。

冷静にしているべきである。 津波被害を受けた方々はお気の毒である。大船渡市に住む知人のご家族の様子も未だ分からない。心配である。






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