1月26日 木曜日 晴れ
早く家を出て横浜で旧友のH氏と会うので、走るのは止めにした。今日も寒かったが、横浜について、横浜在住のH氏と歩きだすと、日差しが暖かく、風も強くはなくて、それほど寒くはなかった。
横浜ジャックモールを抜けて、グランモールのスタバでコーヒーを飲んだ。このあたりにいる人は、垢抜けた格好をしていて、埼玉県と神奈川県の違いを感じる。H氏も生粋のインテリで、ここにピッタリの人である。美術館前を抜けてみなと未来についたら、みなとみらい大ホールでワンダラー(1ドル)コンサートというのをやっていて、100円でぱいぷおるがんのえんそうがきけるとH氏が言う。
早速、行って見ると少し早かったので、長崎県の「みかわち焼」展を見る。朝鮮から連れてこられた陶工が作った窯があった中野の陶工や佐賀県の有田の陶工が長崎県の三川内(みかわち)に移り住んで、平戸藩の御用窯として保護されて続いてきたとのことで、繊細で上品な磁器の皿などが陳列されていて、陶工の一人が絵付けの説明をしてくれた。和紙に瓢箪で作った炭の粉で下絵を描いておき、それを転写するのだそうである。筆は鹿の腹部の毛を使って作られた物だそうで、かなり細かな模様を描いていた。
みなと未来ホールのコンサートは元気な伊藤純子という女性オルガにストの演奏だったが、ハーライン、ベートーベン、ラモー、フランクなどの曲で、上手に演奏していたようには思うが、楽しめる演奏ではなかった。立派な経歴の演奏家のようだが何故だろうか。
グランモール付近
象の鼻方向の写真をタブレットで撮ろうとしている(撮っているのではない)H氏
大桟橋に横付けになっていた飛鳥Ⅱ
中華街の吉兆で遅い昼食に「あさりそば」と「蒸し鳥」を食べ、ゆっくりと話をしたり聞いたりしてから帰宅したら、ハイツの前には細い細い三日月が出ていた