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2011年3月19日土曜日

進の日記、2011年 -78-

3月19日 土曜日 快晴

朝のうちは曇っていて寒かったがやがて晴れて、気温が上がって日向ではコートを脱ぎたくなった。ひよって朝寝、朝食後に戸田駅まで歩いた。道端にはホトケノザ、ナズナ、スズメノエンドウなどが咲いて春らしくなった。帰路はマフラーを外し、コートの前をはだけて歩いても日向は暑かった。

途中、イトーヨーカ堂を覗いたら、我が家でなくなりかけていた、牛乳とお米があったので、買って帰った。パンや牛乳は一人一点ずつ、お米も4kgか5kgを一袋づつとのことだった。常識ある市民なら段々と流通が戻るまで、落ち着いて待つべきであり、それが最善の対処方法である。まだまだ、日本人全部がそこまでになっていないのだろうか。
しかし、イトーヨーカ堂では、誰もが一人一点というのに素直に従っていたし、お米の売り場でも先を争うことなく、全く混乱が起こっていなかった。これは誇りに思って良いことである。



道端で朝露が光っていた水仙




よく見かける花だが名前が分からない、どなたか教えてください




この花の咲いているのはホトケノザ(シソ科)、調べていたら、春の七草のホトケノザはこれではなくて、オニタビラコというキク科のものだとわかった。ホトケノザに非常によく似てるのに、ヒメオドリコソウという帰化植物がある。




白い花はナズナ、これは本当の春の七草の一つ、右の小さな蕾はホトケノザ




オオイヌノフグリ、いつ見てもその名に似合わず可憐である




スズメノエンドウの花、まだ数が少ない、北九州は小倉の子供たちはこれをピーピーマメと呼んでいた、実を筒のようにして吹くとピーピーと鳴るのだそうだが、小主の頃、やってみたが鳴らなかった




菜の花とホトケノザ




近所の方から戴いた、蕗の薹、香りとほろ苦い味とが素敵でした。タラの芽やギョウジャニンニクなど、昔食べたきりで、長らく食べていません。



昨日の強風と寒さはかなりのものだったのが、今日は打って変わって穏やかな暖かい日、変化の幅が大きすぎる気がします。

2011年3月18日金曜日

進の日記、2011年 -77-

3月18日 金曜日 快晴

かなり冷え込んでいる。昨夜は気温が下がって、電力の需要が上がり、はじめて計画停電があった。自治会の人たちが防犯の意味で巡回をしてくださった。


 5時35分、小さな雲が一切れあるだけで、見事に晴れがった。




樋の爪で見た大輪の椿、「乱れ獅子」とでもいう名かも




ピンクの花の木瓜




樋の爪遊歩道の実桜の蕾




遊歩道のヒュウーガミズキがポツポツと咲き始めた




桃の花
  



樋の爪遊歩道の外れの黄梅




小谷場尾根道坂上の家の連翹(レンギョウ)が満開だった




尾根道の夏みかん




西中学の構内の桜は早咲き




富士山、まさにまだ真冬の感じ





  国内のみならず、世界のいろいろなところの方々から、お見舞いのメールを戴いた。ニュジーランドの友人からはまさにお返しになった。
  韓国の友人からは、テレビで状況をつぶさに見ているが、日本ではこういう時にでも、略奪や暴行も起こらないし、被災地の物資の配給でも秩序正しく行われていて、日本人の秩序を守る立派さには、まだまだ我々は及ばないとあった。在日の韓国人の人からもお見舞いのメールを頂いた。

  関東大震災の時には、朝鮮から来ていた人たちが暴動を起こしたというデマがとんで、朝鮮の人達に対する暴行や殺人まで起こったと聞いているが、今はそういう野蛮な行為もない。隣の団地には大勢の中国人が居住しているがそういう心配も皆無であり、日本を含んだアジアの国々の大きな変化を感じた。

  原発の3号炉と4号炉では、使用済核燃料の冷却が不十分になってきていて、核燃料の露出、最悪の場合には、核燃料がタンクの底に集まって臨界に達して核分裂反応が起こる可能性がもないとはいえないという。そこで、冷却のための放水が自衛隊の消防車5台で行われた。今日も行われるという。それに際して、テレビで統合幕僚長がテレビに出てきた。吉崎さんの部下だった人とのこと。消防庁からも緊急消火隊の特殊消防車などが出るという。

  僕には理解ができないことは、今回の事故によって円の相場が急速に上昇したことである。円が下がるのなら分かるのだが。1ドル80円を割っていて、国外では78円にまでなった。今日は政府による介入、さらには国際的な協調介入が行われ、円値は少し戻っている。

  
 








2011年3月17日木曜日

進の日記、2011年 -76-

3月17日 木曜日 晴れ

すごく寒い。被災地は大変だろう。それでなくても寒いところだから。


5時45分、雲ひとつない。典型的冬の朝の感じ。東北の方角には筑波山も見えていた。




あちこちでナズナが咲いているのが目に付く




線路沿いのマンションの植え込みの馬酔木




桃の蕾




真っ白な馬酔木




南町の交通公園の木蓮




これも白い馬酔木




南町の外れの家の紫の辛夷









白木蓮





福島原発の核燃料を冷やすのに警視庁の放水車を使うとか、アメリカ政府が強力なディーゼルタービンを空輸し始めたとかのニュースが入る。
放射の物質の原子の種類が問題だと指摘している学者が遂に登場。広島大学の星教授で、後輩の星君の兄弟に違いない。顔だけでなく話の仕方や声もいている。

今朝の新聞に、やっと考えられる核種は希ガス、ヨウ素131、ストロンチウム、セシウムと出ていて、半減期も出ていた。実際に漏れ出しているのは何かが問題なのだが。


2011年3月16日水曜日

進の日記、2011年 -75-

3月16日 水曜日 晴れ

今日は寝坊、午後に散歩の代わりに河鍋暁斎記念美術館に地震見舞いに行く。



風が強い。小さな空き地や小学校の運動場から土埃が舞い上がっていた。最近ではめったに見ない風景である。駐車場の縁の柵の下に咲くナズナ



ナズナは別名、ペンペングサという。実がペンペント弾く三味線のバチに似ているからだという。
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ春の七草」の一つ




はこべの下にはオオイヌノフグリの可憐な花が




ホトケノザも同じ場所に咲く




西友の手前の家のハクモクレンの蕾




西友のパンの棚は空だった




牛乳の棚も空、何故かヨーグルトはいくらか残っていた





インスタントラーメンなどの棚、となりの缶詰の店も安い缶詰はなく、蟹や貝柱など高価なのは残っていた




ここはトイレットペーパーの棚、製紙会社に勤務sていた兄によると、駿河湾沖の地震だと、あのあたりには製紙工場が集中しているので、本当にトイレットペーパーが払底するという




桜の向こうに蕨唯一の高層ビルが覗いていた





ユキヤナギ、南町せせらぎ公園前で




ミモザことフサアカシア




桃も咲き始めていた




中央で見た桜




  地震の被災地に支援物資が届き始めたようだ。買いだめに走る人たちの意識は問題である。自らの首を閉めている。冷静な判断ができないのは気の毒である。












2011年3月15日火曜日

進の日記、2011年 -74-

3月15日 火曜日 曇り

曇っている。思ったより寒くなかった。六辻第2コース。ここ数日は暖かかったので、花が次々と咲き始め、写真の数も多くなった。


5時46分 鉛色の空



2号棟下の紅白の梅



鳥海邸の門の前は、花が開いたサンシュユ(右上)、アセビ(中央やや左より)、ミツマタ(その下)、スイセン(左下)が見えている



サンシュユ




ミツマタ




スノードロップ




ハナニラ



??




アセビ




大輪のスイセン




咲き始めたシャガ




ホトケノザ、以上すべて鳥海邸




用水沿いの紫陽花の葉




菫の1種か




文蔵の海棠(カイドウ)も一斉に蕾を出し始めた




遊歩道の辛夷(コブシ)も咲いた




根岸小橋のそばの家のハクモクレンは見事に咲き揃って





用水の上の柳が芽をふきだした




ネコヤナギ




??の蕾




柳の芽




辻の緋寒桜




そしてミツマタ




ユキヤナギ




17号に出る狭い道路は車で渋滞、普段はガランとした道路



山茶花落花




蕨高校裏の家の実桜




経師屋の美桜は満開




芝園中学の前の道路も17号に向かう車が列をなして止まったまま




  福島原子力発電所の2号炉で、炉心に通じている炉心から出る蒸気を水に通して冷やす装置(Supression pool, 圧力抑制装置)が破壊された様子。かなりの放射性物質が外に出ているとお推察される。破壊の市によって、水が漏れたのか、蒸気が漏れたのかまだ不明。

  計画停電も午前中から実行されている。