12月18日 日曜日 晴れ
昨夜は遅く帰ったので今朝は寝坊した。3時半過ぎから散歩に出た。帰ってきた5時頃には暗くなってきていた。
僕は子供の頃、とても臆病で暗闇が怖かった。何歳の頃だったろうか、夜寝るときにガラス障子越に暗い庭が見えるほうを向いて寝ると怖いので、反対を向いて寝た記憶がある。その頃のわが家には中ほどに透明なガラスが入った部分のある障子があったのである。
今住んでいるマンションには和室が2間あることはあるのだが、障子はないし、床の間もない。襖(ふすま、子供の頃には"カラカミ"と行っていたと記憶する)らしきものはあるが、合板の板に壁紙を張ったような奇怪なものである。
ところで、暗闇には今でも恐怖が残っている。朝まだ暗いうちにジョッギングに出るとき、JRの上を渡る小さな跨線橋がある。渡りきって向こうについた頃に何となく怖いことがあるのである。後ろを振り返ってみても別に何かいるわけでもない。でも周囲に何かの気配がするのである。怖い。理性で怖くないと言い聞かせて、通り過ぎる。
跨線橋の上から飛び降り自殺があったらしくて、橋上に花束が置いてあったことが2回かそこらあった。それが頭に残っていて、嫌な気がするのかもしれない。幸い、ときたまであって、毎回ではないのだが。気にならないときはそこで遠くの空や電車のなどの写真を撮ったりもするのである。ほかの場所では暗くても怖くはない。子供の頃は怖くてたまらなかったお寺でもお墓でも、今は怖くないから跨線橋が怖いのは不思議である。
隣の団地の中にある小さな小さな帯状の林、かってあった雑木林の残存らしくクヌギの木が十数本ほどある。
その中を通り抜ける親子
これもその一部
林の中で見つけた黄葉
赤い薔薇、文蔵で
外郭環状下の山茶花、落弁が地面を飾っていた
辻で見つけた黄色い薔薇
影富士、六辻交差点付近で
帰りついたときは暗くなっていた
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