このところ、数日からい一週間おきくらいに天気が悪くなるようになった。春の兆しの典型的な気象状況である。西から周期的に低気圧が移動してくるのであるが、この低気圧が日本列島の南側を通ると、北からの寒気で寒くなって雪になりやすい。日本列島の真上から北を通ると、南からの空気が上ってきて寒くなく、温かい雨となる。すると、地下に隠れていた、ヒキガエル(いわゆるガマガエル)が地表に姿を現して、繁殖池への移動をするのである。
ヒキガエルの繁殖期の移動行動の研究をしていた始めの頃は、この気象状況の知識がなかったので、ヒキガエルの出現を予知することが出来なかったが、この低気圧の移動位置と温かい雨との関係が分かるようになってから、出現の予想がかなり正確に出来るようになった。
今でもこの移動性低気圧が太平洋側を通るか、日本海側を通るかに無意識に注意している。懐かしい習性である。
5時28分 まだ真っ暗
蕨高校裏の路地
辻の白梅。まだ蕾が多い
六辻水辺公園の用水の岸にはヒガンバナの葉が青々と茂っている。温かくなると枯れてしまうのである。
鳥海邸の馬酔木が、上の方は見事に花を開き始めた。この写真を撮っていたら、後ろから「こんにちわ」と声がする。振り返ってみたら、中学生か小学校6年生くらいのおっとりした男の子が挨拶をしてくれていた。いつも出会うご主人のお孫さんだろう。最近珍しい、品のいい男の子だった。
鳥海邸のミツマタもポツポツと小花が開き始めた
団地の辛夷(コブシ)
遂に中庭の強情推薦がちゃんと花を開いた。やはり八重だった
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