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2014年8月31日日曜日

Susumuの日記 2014年  -308-


8月30日 土曜日 曇りのち晴れ

 一昨日の夕食後、急に、これまでになかったひどい悪寒がして震えたりして大変だった。熱を測ったところ、平熱なので不思議だった。これまでの経験では、悪寒がするのは高熱が出たときか、高熱が出かかったときか、とにかく体温が正常でなく高いときだったので、気になった。しかし、とにかく寝床に入り、温かくして寝ることにした。暖かくしたら、いくらか気分がよくなったので、オレンジジュースを温めて飲んでみた。そうするとさらに楽になり、眠ることができた。
 翌朝(昨日の朝)、普通に目が覚めて体温を測ったら平熱で何ともなかったのだが、念のため1日中、寝ていることにした。夕方、いくらか体温が上がったが、30度を来れることはなくて問題はなかった。しかし、とにかく恒例の朝の運動は全てやめにして寝ていることにした。したがって、昨日の日記はない。

 今日も、日月火と3日間連続して所用があって出かけるので、無理をせずに休んでいることにした。その代わりに、先月、及川寛繁さんと寺澤彩さんが出演された「及川寛繁サマーコンサート イン 元興寺」の様子や、お世話になった奈良の元興寺のお札や絵馬、御供物などの紹介をすることにした。

 及川さんは私の友人であるが、ライプチッヒ交響楽団の首席オーボエ奏者として主としてヨーロッパで活躍しておいでである。夏休みで帰国されている機会に演奏をお願いした。また主に関西で活躍されている新進の寺澤さんにも参加していただいた。

 元興寺は、その本堂である極楽坊や隣に接している禅室の屋根瓦の一分や建築部材の一部に飛鳥寺のものが使用されてる。言い換えれば法隆寺より古い、日本最古の屋根瓦や木の建築部材が使われているというお寺であり、世界遺産に指定されている。先月のコンサートはこの禅室で行われた。オーボエとハープが天井は木材、床は畳、壁は障子と木の格子という環境なので、非常に柔らかい音で響き、西洋音楽なのに、和風の細やかさを感じさせられた。ことに、日本の曲である「春の海」は、オーボエとハープのために作曲されたのではないかという気持さえした。



出演者の及川さんと寺澤さん(出演前の準備の時に)






演奏会場になった元興寺禅室内部の側面






禅室内の衝立






和風の受付






演奏中のお二人






演奏会の最中、遠方の演奏者の後ろに金屏風が見えている







元興寺のお札






元興寺節分会の時の絵馬、この絵は元興寺の伝説になっていていて「がんごぜ(元興神)」と呼ばれている鬼?が描かれている。元興寺に鬼が現れて、人々が追いかけたら、ある路地の中でふっと姿を消してしまったという。そこでその路地は「不審ヶ辻子(ふしんがずし)」とよばれ、今もそのあたりが不審ヶ辻子町という町名として残っている。






絵馬の裏面






元興寺のお菓子(元興神がデザインされている)






中身







御菓子の説明





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