1月17日 土曜日 晴れ
走休日。代わりに、午後に早稲田から音羽・茗荷谷を経て小石川の植物園まで歩いた時の写真。
昔、昼食をとりによく行った早稲田の天ぷら屋の「いも屋」、九段下の店の姉妹店。もっとも、おかみさんのお姉さんがやっていた九段下の本店のほうは昨年閉店してしまったそうだ。
相変わらず、清潔な店内。
おっかないので有名なおばさんと、無口で有名なおじさんは健在だった。
おっかないので有名なおばさんと、無口で有名なおじさんは健在だった。
なんと、入るなりおじさんのほうが奥の席に座れと指さしてくれた。そして「石居さんだったよね」という。おばさんがびっくりして目を白黒させていた。覚えていてくれてうれしかった。
早稲田大学西門のところの三品食堂(サンピンしょくどう)。もともと、牛めしとラーメンとチャーハンだったかの三品しかなかった。ここでラーメンを食べていたら、窓から大きなガガンボがフラフラ上下跳びをしながら入ってきた。早稲田らしい風情だなと思っていたら、なんと僕の食べていたどんぶりの中に着水したのにはびっくり。そのあとどうしたかは記憶にない。
あまり入らなかったが、忘れられない思い出のある店。
あまり入らなかったが、忘れられない思い出のある店。
現代の学生街らしい理容店ができていた
新目白通りの古いガラス店
ここに開業二〇年というリーガロイヤルホテル東京、早稲田の大隅庭園に面している
鼠坂、音羽の谷から小日向台に登る急な坂、鴎外の小説に「鼠坂」というのがあってこの坂が出てくるらしい。高校生らしい男女数人がここを駆け上って鍛錬していた。壁面に鼠の絵がある。
植物園内にある旧東京医学校本館、いまは大学の総合研究博物館小石川分館というのになっている
実は植物園の塀のデザインのコンクールが先年あったので、塀が新しくなっているかと思ってきてみたのだが、なんと遺跡が出てきて発掘調査中だった。
ずっと昔から去年の春まで植物園の券売所だった煙草屋さん、子供のころも、大学生時代も、一昨年来た時も、園の門前のこの店で入園券を買って入った。今は自動券売機が門内にあって、煙草屋さんの窓口には「観覧券 正門でお求めください」と書いた紙が貼ってあった。
店内にいたおばあさんによると、僕が学生のころにいたおばあさんはご主人のお母さんだったらしい。七〇年くらい前に店を引き継いだといっているので、僕が子供のころにいた人は代替わりする前のほかの人だったようだ。
門を入ってすぐのところにあるシナマンサクが咲き始めていた
奥の梅林でも二-三本、紅梅や白梅が咲き始めていた
門内の蝋梅、ここにはいろいろな種類の蝋梅がある
近くの家の前にあった石塔、「南無阿弥陀仏」と彫ってある
播磨坂下のラーメン屋らしからぬラーメン屋、The Noodle Bar 1996 とは笑止な
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