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2011年3月11日金曜日

進の日記、2011年 -70-

3月11日 金屏日 晴れ午後は曇という

今朝はいくらか気温が高くて楽だった。三学院コース。


5時43分、筑波山が朝日に染まった空を背景に見えている




中庭の花壇の紫陽花の葉が出てきた。下に水仙が見えている





折れた水仙




蕨高校脇の阿部表具店の実桜




その付近の白梅と椿




旋盤の削りかす、17号バイパスに面した町工場前に積んであった。昔はあちこちに町工場があってこうゆう、削り滓が置いてあった、




三学院の塔、金にあかした寺の新しい塔だが、塔そのものは美しい。もっとも古都の美しい塔も、昔、貧しい人達のお賽銭や支払った税や労働がもとに建てられたものだろう




盲地蔵と六地蔵




仁王門を入る早朝の散歩の老婆達、燈籠の穴から




塔の相輪と欅の梢のカラス




金満寺の塔でも美しいということから、チベットの仏教についても考えた。中国の政府の人たちは、社会主義の立場から、僧侶が貧しい人民から搾取した富で、豊かに暮らしているというのであろうが、ラサで見たチベットの人民たちは心から仏教に帰依していて、一心に仏様を拝み、喜んでお賽銭を出しているように見えた。彼らを無知だと見る見方もあろうが、中国人民が無知で社会主義を鵜呑みにして信じていると言う考えもありうる。

垢にまみれて羊を追い、不衛生な住居に住んでいた人民を開放して、工場で働いて賃金をもらい、衛生的な新しいアパートに住むほうがほんとうに幸福なのであろうか。我々日本人もこういうような道をたどって、美しい自然を破壊し、環境を汚染させ、果てにはいわゆる欧米の先進国と共に、地球の温暖化を引き起こし、人類を破滅に導いているのではないだろうか? 今や中国や韓国もこれに参加し、インドや南米諸国、アフリカの諸国までが同じ道を目指している。

地球と人類の人類の未来について、こういう不安を解決するのには、科学技術だけでは堂々巡り人なるだけで、今や我々の価値観やものの考え方自体をこのあたりで見直すことが必要だろう・・・ などと、柄にもないことを考えてしまった朝だった。

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