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2011年3月30日水曜日

進の日記、2011年 -89-

3月30日 水曜日 晴れ

昨日よりさらに、春霞という感じ。 和樂備神社・三学院・六辻コース。


5時47分、朧月みたいな太陽




三学院




北町の用水の桜がほころび始めた




ハナズオウも蕾が色づいた




団地のハクモクレン




ハイツの中庭の桜も1輪2輪、ほころびはじめている



福島第一原発の第1-4原子炉は、炉内の温度がなんとかコントロールされている状況だが、いろいろな情報を判断すると、炉内の燃料棒の破損はかなりひどいように思われる。原発構内の地面でプルトニウムが検出されているということは、燃料棒の破損(燃料の露出)と圧力容器かそこに直接つながる部分の破損が起こっていることか、保存中の燃料棒が破損したことを示している。



アルバムはここをクリック

2011年3月29日火曜日

進の日記、2011年 -88-

3月29日 火曜日 快晴

気温もやや高く、日差しも温かい。小谷場尾根道遊水地コース。


5時37分、居間から日の出を見る




樋の爪遊歩道のヒョウガミズキ




遊歩道の終わり近くの町工場の花壇




芝中通りの桜、東京は昨日が開花宣言だと言うが、ここはまだ蕾が固い




小谷場尾根道に入ったところで




尾根道の坂を上がったところの枝垂れ桜




保護林の梢も赤く色づいてきている



遊水地の柳




小谷場団地のハクモクレン



アカバスモモという札が付いていた




小谷場阿弥陀堂のコウヤマキの落果




春霞で富士山は見えない、



絢爛と咲く芝園団地の白木蓮




福島第一原発の敷地内5箇所で、微量のプルトニウムが検出されたというニュース。
ついに、第三原子炉でプルトニウムを使っていることがはっきりと表に出た。









2011年3月28日月曜日

進の日記、2011年 -87-

3月28日 月曜日 快晴

晴れている割に寒くない。鬼沢橋・和樂備神社コース。

途中、花梨通りで青空を背景に花梨の蕾の写真を一生懸命撮っていると、マスクをして木の棒を持った老人がやってきて、自分の写真を撮るなと文句を言う。僕は今花の写真を撮っているので、あんたの写真など撮ってないと言い返したが、承服しないで文句をいうので疑うなら見せてやろうと再生して見せてやったら、それでもぶすぶすいいながら立ち去って行った。
かなり腹がたったが、年とったみじめだと自分で思っている姿をどこかで撮られて、嫌な思いをしたのかもしれない。あるいは、なんとなくこの世の中が不満で腹立たしくて、朝っぱらからのんきに写真など撮ってる他人にケチをつけたくなったのかもしれない。可哀想な人なのだろう、もっと優しく接してあげればよかったと後悔した。



居間から撮った今朝の写真




すみれ薬局の近くの桜の木、後10日くらいで咲くかも




要害通りの桃の木は枝を剪定されて今年は惨めな姿となったが、それdめお梢の方に少し咲いていた。その向こうには朝の三日月が見えていた





門柱の上のシーサー(獅子様)、那覇でそっくりなのを見た記憶がある




せせらぎ公園前の家のシバザクラ




せせらぎ公園のコブシの並木の下の彫刻




南町桜並木はまだまだ




緑川で体操をしている老人たち、向かって前列右端の人が指導者で顔なじみ




花梨通りで




道端のホトケノザ




紫木蓮も咲き始めた




青空に一輪




中央小学校裏の家で見事に咲いていた



柊鰯と白木蓮




寄り添う椿



今日の写真はもっとあって、下記のサイトで見られます。この季節は、ついつい数が多くなってしまいます。

http://cid-6408a669cd3e3117.skydrive.live.com/redir.aspx?page=play&resid=6408A669CD3E3117!148



昨日、福島原発関係で調べたことは以下です。

2号炉のタービン建屋の床にたまった水からでたらめの量のヨウ素131やセシウム137が検出されている。炉の内の冷却水中の千倍もの放射能とかいう。燃料棒の被覆が壊れて炉内の水に出てしまったとしか考えられない。
調べてみると、燃料棒の太さは1cm、長さは4m、ジルコニウムでできていて、壁の厚さは2mmという。しかも、通常の炉の停止の場合は制御棒をゆっくりとまる1日かけていれていって、ゆっくりと炉の停止をおこなうという。それは急激な温度などの変化で燃料棒を傷つけないためだという。それを緊急停止で急いで停止しているので、燃料棒が壊れている可能性があるし、さらに上部は冷却水ら出ていて、溶融している可能性が高い。
さらに3号炉ではMOX燃料が使われていると公表されている。MOX燃料というのは、英語ではmixed oxide fuelで 混合酸化燃料という意味。通常使われている2酸化ウランだけでなく、これに2酸化プルトニウムを4-9%混ぜてあるのだそうだ。これがプルサーマルというのだとわかった。
プルトニウムはこれが臨海に達すると、巨大なエネルギーを出す爆発を起こして極めて危険なだけでなく、人の臓器に取り込まれる数十年たっても半分くらいしか排出されないといい、極めて危険らしい。
しかし、幸いなことに水には極めて溶けにくいものだそうなので、粉末として拡散しても、水に溶けて拡散するおそれは低いようだ。3号炉が爆発しなければ、プルトニウムで被爆するおそれはないと思う。

今のところ、3号炉が爆発する兆候はないが、注意を払っているべきである。

さらに原発の海岸から検出された高濃度のヨウ素131の問題である。付近の魚類には我々と同じようなホルモンを出している甲状腺がある。そしていわれているように放射性ヨウ素は甲状腺に活発に取り込まれて甲状腺のホルモンの分子の一部になる。
ということは、甲状腺の細胞は強烈な放射線を細胞の中や周囲から浴びることになる。そして癌になるだけでなく、放射線が強いと甲状腺の細胞そのものが破壊される。
僕はかってアメリカで原発実験場付近で採集された魚には、甲状腺が放射線で破壊された個体がたくさんあるのを見たことがあった。1950年代の話である。このようなことが付近お魚にも起こる可能性がある。
ただ、現在海水中で検出されているのはヨウ素131で半減期が8日なので、やがてその放射能は減衰して、問題にならなくなるだろう。

しかしセシウム137の方はもっと問題である。セシウム137は水溶性の有毒物質であり、体内に入るとセシウムは体中に分配され、濃度は骨組織で低く、筋組織で高い。生体内での半減期は70日以下である [5]。犬を使った実験では、3800μCi/kg(約44μg/kgのセシウム137)を服用したものは3週間以内に死亡した[6]魚類にはセシュウム137が濃縮されているという研究があるので、原発付近の海域でとれた魚については注意が必要だろう。

すぐ近くの東京での放射能の変化を見てみよう。幸い、渋谷の東電電力館での環境放射能の変化を見ると、


  2号炉で圧力抑制室の破損が起こったり、4号炉の建屋で爆発が起こったりした3月15日には、東京の大気中の放射能が通常の10倍以上に急上昇した。しかしすぐ通常値近くまで下がり、21日には再び、今度は通常の2倍以上に上がったが、その後、わずかずつだが徐々に下がってきていている。このレベルだと国内の場所によっては通常でもこれくらいのレベルの放射能があるところもあり、心配は要らない。これがもっと高くなるかどうか、気を付けている必要がある。東電では毎時間の測定値を数時間遅れで公表しているのでそれを見るといいと思う。

とにかく、福島第一原発の状況からは目を離さないほうが良い。幸い、埼玉県の水道中の放射のレベルも下がってきたようであるし、牛乳も乳児には問題があるようだが、乳児以外には一応、問題はない。

冷静にしているべきである。 津波被害を受けた方々はお気の毒である。大船渡市に住む知人のご家族の様子も未だ分からない。心配である。






2011年3月27日日曜日

進の日記、2011年 -85-

3月16日 日曜日 快晴

昨日走らなかったので、今日、六辻コースを走った。かなり気温が低かったし、往路には風もあったが、気持よく走れた。気温が低りほうが走るのに楽である。

このところ写真が多いので、今日から写真はスカイドライブに入れて、そちらにアクセスして、スライドショーで見ていただこうと思う。

ここをクリックしてください。

2011年3月26日土曜日

進の日記、2011年 -85-

3月26日 土曜日 快晴

今日は日曜日の代わりに休むことにする。昨夜遅くまで読んでいたものがあったので。友人を通じて手に入れた、元福島原発の配管工だった平井憲夫さんの地震前に書いた手記である。
彼はまずは、自分は原発反対活動家ではないと断ってから、福島第一原発の設置や運転が以下にずさんなものかを一生懸命、彼が見聞きしたことから綴って、原発の危険を訴えている。そして、地震、津波に対する危険性、作業員の被ばくの危険性をはっきりと指摘している。そして彼は1997年に亡くなった。今回はまさに彼の指摘の通りのことが次々と起こっているのである。

僕ももともと原発反対動という立場の人間ではない、普通の人間で、原子力発電はある程度やむを得ないものかと思っていた。十分注意すれば危険を避けることができるのだろうと東電や政府を信頼していた。しかし、この信頼は今回の事故で裏切られた。
しかし、今回の地震と津波は例外的大きさのもので、その結果起こったやむを得ない面もあると思っていた。しかし、それは誤りだったことをこの手記ははっきりと書いている。また、最近、僕自身が調べた過去の記録によると、震度9くらいの地震はかなりの確率で起こりうることであり、高さ5mなどという福島原発の防潮堤の高さはナンセンスだと分かり、政府や東電のいっていた原子炉の安全性などというのは絵空事だと分かり驚いていたのである。

しかし、昨日も今日も、我が家の周囲の空は綺麗に晴れて、やや寒いが、春の花が美しく咲いている。そして、福島第一原発では、高い放射の危険のもとで、必死に放水作業や復旧作業をしている消防署員、自衛隊員、東電の下請け作業員、社員の人達がいるのである。このことは忘れてはならない。


 花びらが特に綺麗だった木瓜、芝で




木瓜と桃?




白にピンクが混じった椿の花弁、花糸、雄蘂の糸状(棒状?)の部分、は白いことに注意



これは普通の赤い椿、花弁は赤くても花糸は白い。
ちなみに花粉の入っている花粉嚢の部分は黄色い





この椿は芝南小学校にある。花糸が赤い、花弁の色が反射しているのではない。
鎌倉の浄明寺にあった朴伴という椿も花糸が赤かった。これも朴伴かも。
雄しべの一部は花びらの変形している。八重の花というのは雄しべが変形して花弁になったものと聞くが、これはその移行の途中のものだと思う。

2011年3月25日金曜日

進の日記、2011年 -84-

3月25日 金曜日 晴れ

久しぶりに朝から晴れていた。寒いが気持ちがいい。長徳寺コース。ただし、長徳寺で時間をとったので、芝支所より先はやめにして、芝中、芝西小を回って帰路につく。


5時48分、朝日が赤い




木瓜に椿、樋ノ爪で




朝日の樋ノ爪の通り




樋ノ爪遊歩道で咲き始めたヒュウガミズキ





遊歩道の実桜は満開




もう一つヒュウガミズキ





鳴き声をあげながら、岸の柵に止まったコサギ






梅の枝のヒヨドリ




田中邸のガクアジサイは葉が出始めた




遊歩道の外れの家の桃の花




芝中通りとっつきの桜、芽が膨らみ始めた




峰町春山邸の白木蓮




長徳寺の白木蓮の大木も咲き始めていた




客殿前のサンシュユ




鐘楼と木蓮




芝支所前






コブシとヒヨドリ、芝中の近くで




  あちこちで白木蓮が一斉に咲き始めていて綺麗だった。東北の惨事がなければいい春なのだが。福島大一原発では燃料棒の上部では溶融が起こっていて、燃料の被覆管が壊れて放射性物質が冷却水中に出ていることは確実のようだ。原子炉建屋内でなく隣のタービン建屋で作業員が地上の水に足を突っ込んで足が汚染されて、その水が通常の炉内の水の10000倍の放射能を持っていたという。原発付近の地域の放射能はかなりのものらしい。

 各都道府県の放射能の測定結果が新聞に公表されていたが、震災で報告ができなかった地域もあると書いてあり、福島県の結果が欠けていた。測定してないわけはないので、意識的に省いた可能性もある。ただ、どこも下がってきているが残念ながら僅かずつである。茨城県や群馬県ではかなり高かったが、埼玉県、東京都ではふだんの2倍くらいで、問題になるレベルではない。