今日は日曜日の代わりに休むことにする。昨夜遅くまで読んでいたものがあったので。友人を通じて手に入れた、元福島原発の配管工だった平井憲夫さんの地震前に書いた手記である。
彼はまずは、自分は原発反対活動家ではないと断ってから、福島第一原発の設置や運転が以下にずさんなものかを一生懸命、彼が見聞きしたことから綴って、原発の危険を訴えている。そして、地震、津波に対する危険性、作業員の被ばくの危険性をはっきりと指摘している。そして彼は1997年に亡くなった。今回はまさに彼の指摘の通りのことが次々と起こっているのである。
僕ももともと原発反対動という立場の人間ではない、普通の人間で、原子力発電はある程度やむを得ないものかと思っていた。十分注意すれば危険を避けることができるのだろうと東電や政府を信頼していた。しかし、この信頼は今回の事故で裏切られた。
しかし、今回の地震と津波は例外的大きさのもので、その結果起こったやむを得ない面もあると思っていた。しかし、それは誤りだったことをこの手記ははっきりと書いている。また、最近、僕自身が調べた過去の記録によると、震度9くらいの地震はかなりの確率で起こりうることであり、高さ5mなどという福島原発の防潮堤の高さはナンセンスだと分かり、政府や東電のいっていた原子炉の安全性などというのは絵空事だと分かり驚いていたのである。
しかし、昨日も今日も、我が家の周囲の空は綺麗に晴れて、やや寒いが、春の花が美しく咲いている。そして、福島第一原発では、高い放射の危険のもとで、必死に放水作業や復旧作業をしている消防署員、自衛隊員、東電の下請け作業員、社員の人達がいるのである。このことは忘れてはならない。
花びらが特に綺麗だった木瓜、芝で
木瓜と桃?
白にピンクが混じった椿の花弁、花糸、雄蘂の糸状(棒状?)の部分、は白いことに注意
これは普通の赤い椿、花弁は赤くても花糸は白い。
ちなみに花粉の入っている花粉嚢の部分は黄色い
この椿は芝南小学校にある。花糸が赤い、花弁の色が反射しているのではない。
鎌倉の浄明寺にあった朴伴という椿も花糸が赤かった。これも朴伴かも。
雄しべの一部は花びらの変形している。八重の花というのは雄しべが変形して花弁になったものと聞くが、これはその移行の途中のものだと思う。
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