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2011年11月9日水曜日

Susumu の日記 2011年 -290-

11月9日 水曜日 晴れ

昨日、旧友の花栗氏と北鎌倉は東慶寺と円覚寺に遊んだ。東慶寺には素敵なお墓がいくつもあるのだが、その中に日本最初のオリンピックの金メダリスト、織田幹雄先生のお墓がある。現職の頃、晩年の先生の温顔を会議の席でよく拝見したものだった。
東京オリンピックの頃、「かってインターハイ陸上跳躍の三羽烏として、織田、南部、冨山が有名だったが冨山の行方のみ妖として知れない」という新聞記事があった。
その頃大学生だった私は、同級生3人と、誰が一番高く飛べるかと、大学の廊下の壁の前で跳び上がってはチョークで壁に印をつけて、高さを競っていた。私は一番身軽だったので一番高く飛べて得意になっていた。そこを学部の臨海実験所長であり、魚類学の講義をして下さっていた冨山一郎先生が通りかかられた。先生は「おっ、やってるな」と声をかけてくださると同時に、私の手からチョークを取って、軽々飛び上がり、なんと私より数十センチも上に印をつけて立ち去って行かれた。どきもを抜かれた私がこの話を先輩にしたところ、「冨山一郎先生は学生時代は有名な跳躍の選手でいらしたんだよ」と教えてくださった。

東慶寺には無数のリンドウが見事に青い花を開いていた。ここのリンドウは、茎が上に伸びるのではなく、地面を這うので野趣に富んだ感じがする。晴れると花を開き、曇ると閉じる。これを繰りかえし、やがて枯れていくという。東慶寺では古木のウメ、崖一面のハタバコ、一つの根から無数の花をつけるヤブガラミなど、季節季節に目を見張る花があるいくつもある。また境内の地面の手入れが実に適切で、その自然な感じが心憎いまでに素晴しい。

夕方になった円覚寺も静寂に充ちていて、素晴しかった。

今日のジョッギングは六辻第2コース。線路沿いから直接六辻水辺公園に入る。


5時37分、晴れている




暗闇で咲くホトトギス、中庭で





出発に備える通勤電車、南浦和電車区で





六辻水辺公園遊歩道の紅葉 



遊歩道で咲き始めたコウテイダリア




丹精 としかいいようが






こんにちは と小さなイモムシが 




今日のスライドショーはここをクリックすると見られます




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