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2011年12月12日月曜日

Susumu の日記 2011年 -322-

12月12日 月曜日 晴れ

歳をとっても元気なつもりではいるし、一応は元気なのだが、老化は明らかで、まずは傷の治癒が遅い、若い頃なら2-3日で治った引っかき傷が1週間たっても治りきらない、立ち居振る舞いがおそくなってしゃがむのが億劫だし、しゃがんだら立ち上がるのが大変だし、ちょっとした言葉がなかなか思い出せないし、人の名前を聞いてもすぐに忘れる。致命的なのは素敵な女性を見ても、心がときめかなくなったことである。

そのかわり、年をとってよかったと思うことも色々とある。まずは国立東京博物館の通常展示なら無料で見られたり、色々な美術館や公園、映画館などに老人割引で入れることである。中国でもたいていの名所旧跡で老人は無料だったり割引だったりする。さすが敬老の国である。もう一つは、人を許すことができるようになったことである。これは他人を理解できるようになったことによるのだろう。さらに、小説などを読んだとき、若い頃には理解できなかった(気がつかなかった)ことが、理解できるようになったことがある。したがって、若い頃より面白く読むことが出来る。ただし、若い頃のような激しい感激は感じなくなった。
まだあった、身近なこれまで気がつかなかった事物の中に、いくつもの素晴しいものがあるのに気がついたことである。若いときには気がつかなかった。開眼するという言葉があるが、年をとって心の窓が開いたのだろう。これが年をとって最も嬉しいことの一つである。


6時6分の東の空、今日も見事に晴れている




中庭の月、これも合成写真



樋ノ爪遊歩道のヒョウガミズキの生垣




同じくドウダンツツジの生垣




小谷場市民農園の霜柱




そして農村?風景




陸橋から見た富士山は雪がかなり下まで積もっていた




中庭の水仙の蕾、白い花弁が透けて見える




今日の写真のスライドショーはここをクリックすると見られます

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