明治維新を明治元年1868年とすると、僕が生まれた1932年まで64年たっている。そして、僕が生まれてから現在までに81年がたっている。すなわち僕が生きてきた期間は明治維新から僕が生を受けるまでより長いということである。
あるいは、明治維新から太平洋戦争が始まる1941年まで(73年)と、太平洋戦争が始まってから今までとではほぼ同じ年月がたっているともいえる。
明治維新以来、封建制度の国だった日本は近代化を成し遂げ、大正自由主義といった華やかな時代を迎えたが、国家主義、軍国主義が台頭し近隣諸国への侵略が始まった。ここまでが僕が生まれるまでのことである。そして枢軸国との戦争に突入、4年と持たずに空襲や原爆で日本全国が荒廃し、敗戦国となった。すなわち、僕が中学生になったころまでに日本は世界の歴史上にも珍しいくらい激しい変化をしてきたのだった。すなわち、日本はこの間に必死で立ちあがり、そして転んで倒れ伏したのである。
ところで、それから現在まで、ほぼ同じ年月がたっているのである。その間荒廃した敗戦国が、世界で1-2を争う近代国家となったのであるが、敗戦からこれだけの長い時間がたったのであるからには、そろそろ劇変が起こってもおかしくはない。僕は日本が世界で1-2を争った近代国家から転落してもちっともおかしくはないとこのごろ感じている。上まで行ったら、後はよほど頑張らなければ、転げ落ちるよりほかはないのである。
同じ思いの人はきっと結構いるに違いない。しかし、これに気がつかない人の方が多いのだと思う。
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夜は曇っていたのであまり寒くない。風もないので、久しぶりに楽だった。六辻標準コース。
5時13分、気温2℃
5時53分、東の空は完全に真っ暗、曇っているのだろう
芝富士小学校前から、全体的に明るくなりかけている
文蔵東橋の桜
赤い山茶花、文蔵で
紫陽花の冬芽、
鳥海邸の三椏はまだ咲かない
やっと馬酔木が少し咲き始めた
鳥海邸の山茶花
そして椿
水仙と千両
まだ咲いている枇杷の花
海棠の芽
辻の白梅は見事に満開
北町の路地の沈丁花はいくつか咲き始めた
なんと、せっかく咲いた中庭の水仙0番株が摘み取られてしまっていた
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