ホテルを抜け出して前のとおりを歩いてみました。このホテルのあるのは北京市海淀区中関村といいますが、海もなければ村でもありません。中国科学院や北京大学、中国農業大学などはこの区にあって、いわば文京区といえばいいのかも。この中関村には中国科学院があって、そこの動物学研究所にトキの研究のことできたことがあります。
そのさいに、研究所の先生からスイカをご馳走になりました。先生が食塩を出してきて、僕と二人でそれをかけて食べたら、僕の連れて行った日本の大学院の子も、その先生のところの中国の大学院の子も、びっくりして不思議そうな顔をしました。これには先生も僕も思わず笑い出してしまいました。 世代の違いは両国で同じように進行しているのですね。
ところで、日記では朝の散歩の際にみた北京の庶民の朝食を主題にしました。
まずは歩道際の朝食屋というか、ほとんど屋台に近い店です
窓の上の看板にハンバーグか丸いパンのサンドイッチみたいのの絵が描いてあって、2元と書いてあります。1元が円高の今は約12円ですから、24円になります。
値段表のわかるところだけを見ると、卵を挟んだのと野菜を挟んだのがそれぞれ1.5元(18円)、2種類挟んだのが3元(36円)だか3.5元(42円)だかで、卵餅と野菜巻きがそれぞれ2元(24円)、そして肉巻きが3元(36円)とある。日本の十分の一という感じだろうか。
蒸しパンにするのだろうか、胡麻がかかってるみたいである
「面」は日本の「麺」のことなので、焼きそばもあるのだろう、だが皮元は?
台湾風のソーセージもある
奥にあるのは醤油で煮た鶏卵、朝食によく出てくる。手前は野菜のようだ
これは豆腐のようである
今の店を反対側から見たところ、卵挟み餅、焼き餅とかがある。焼餅には鳥の腿の焼いたのや、卵や、野菜を挟んだのがあるようだ。ダブルもある。ほかに煎り餅とかハンバーグらしきものもある。
豆腐は現磨と五谷の2種がある。現磨豆腐と野菜を挟んだ焼餅が一番安くて18円、一番高いのがハンバーグらしきもので48円。
若いお姉さんたちがソーセージを食べたそうに見ながら通っている。
マクドナルドの看板、お昼ごはんに1個が15元(180円)で、1元(12円)プラスで紐紐ポテトがつく。屋台の店のに比べると数倍の値段である。
なんと、まだ開早いせいか開いてなかったが、牛丼の吉野家まであった。セブンイレブンにはお握りや日本語の書いた包装(しかし中国製)のお菓子などもあった。
これはホテルの隣のレストラン、朝食を供すると書いてある
お粥もあるようだ。サラリマン風の人が何人も入っていた。
こういう、格好のいいお姉さんも携帯で話をしながら歩いていた
まだまだ、他の写真もあります。ここをクリックして見てください。
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