この日から26日までは中国に滞在していて、日記をアップロードできなかった。ご覧になろうとした方、ごめんなさい。
宿泊した中国の宿では安徽省合肥のホテルも、山西省大原のホテルもインターネットは使えた。しかし、FacebookやTwitterとGoogleのブログにはアクセスできなかった。政府がブロックをかけているのだろう。しかし、賢明な政治家の多い中国のことだから、すべてに自由にアクセスできる日も遠くないのかもしれない。
日本人と比べて、中国人の方がはるかに自分の意見をどんどんと積極的に表明し主張する。したがって、人々がある日政府に不満を持って、インターネットを使って多くの人に呼びかけ、反対運動を起こしたとしたら、中国は簡単に混乱状態に陥ることは間違いない。そこで、政治家たちがインターネットを恐れ、特定のサイトに制限をかけるのも理解できないことではない。
23日の朝の日本航空の成田からのフライトで北京に飛び、国内線に乗り換えて合肥に向かった。
合肥では安徽省農業科学院水産研究所でスッポンの養殖の研究をしている研究員の蒋業林さんに呼ばれて、研究交流会に参加した。ここでは水産といっても内陸なので淡水産の動物が対象である。
成田の搭乗口
北京空港の案内所で
合肥に着くと空港には蒋さんが甥っ子と迎えに来てくれていて、農業科学院近くのホテルに入り、少ししてから、市内の立派なレストランに連れて行ってくれた。古式ゆかしいレストランの玄関。
中には大勢はいれる立派な部屋がいくつもあったが、奥まった小さめの部屋に案内された。
なんと部屋の中には10人近い男女がいたので研究所院の人たちかと思ったら、全員、彼の姉妹やその子供だとか、親戚ばかりなのに一驚した。北京から同行した北京農業大学の利教授の話によると、ここは田舎なので公費の宴会に便乗して親族をご馳走してるのだという。しかし、皆さん素朴で無邪気で、嬉しそうで、楽しい宴会となった。
料理を選んでいる蒋さんと李教授
これはアヒルの舌の料理
豚肉の角煮、蜜を使っているらしく甘辛くて美味だった。
肉と鶉の卵と揚げ豆腐みたいなのの煮込み
クラゲの和え物、李教授の好物
桂魚の煮たもの
魚肉を軽く発酵させたものに。ソラマメを添えて。かなり美味しかった
カボチャ、紫芋、ピーナツ、栗、トウモロコシ
始めの二つは戦争中戦後の食糧難時代に嫌というほど毎日食べさせられていたので、今でも拒否感がある。トウモロコシが以外に美味しかった。
ご飯のおこげ、上には中国風ソーセージのスライスが乗せてあった
鳥と野菜のスープ
ということで、とにかく中国の食事は豪華で美味であり、毎回体重が心配になる。しかし、杯の応酬が大変。
ということで、蒋さんは一族をあげて歓迎してくださった楽しい宴会だった。今回はスライドショーは省略
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