5月25日 火曜日 晴れらしい
朝のバロックは、バロックの森と名が変わっていた。変えた理由が分からない。今週前半は「精霊降臨祭」にちなんだ曲とのこと。
「ロザリオのソナタ集から ソナタ 第13番“聖霊の降臨”」 ビーバー作曲
「コラール前奏曲“来たれ聖霊、主なる神よ”」 トゥンダー作曲
「カンタータ“霊に満たされて歌え”」 シュテルツェル作曲
「カンタータ 第172番“歌よ、響け”BWV172」 バッハ作曲
4曲中バッハがやっぱり一番聴きごたえがあったが、トゥンダーのオルガン曲も悪くなかった。もっともこれは僕がオルガンが好きなことによるのかも。
山本からメールの返事が来る。病床五尺にたいする感想に「それから、君の文章は実に素晴らしいですね。おそらく思いつくままに書いているのでしょうが、きつい目を見ているなーと感じながら読んでいても途中であるいは最後にほっとする文が出てきます。例えば、救急車の件で最後の <車にお金をかけてないのだろう 。> 本人は苦しんでいるにもかかわらず僕には何かしら一寸した安心感で読み終わります。」とあった。思いがけない感想だったので、理由を考えてみた。
僕は何かあると反射的にその理由を考える習癖がある。そして、質問を発する。理由が分かると満足、すなわち心が満たされて、多くの場合、気持が穏やかになるのだと思った。それが文章に出るのだろう。と書いて、このことも同じだと気が付く。もっとも、理由が分かって、怒り心頭に発するなんてこともまれになくはない。最近は歳をとったので怒ることはほとんどなくなったが。たちの悪い人、意地の悪い人がいても、その人がなぜそうなったのかを解析すると、許せる気持ちになってくる。
もっとも許してばかりいると、世の中に悪がはびこるという意見もあるだろう。許したら、そういう悪い人が生じないようにするには、どうすればよいか次の方策を考えるべきだろう。
と、ここまで考えたら、バロックの森も終わり、朝刊が配達された。さて、新聞でも読みますか。
今朝の血圧は133に65、体温36.5、酸素96。
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