6時前に洗面所からのシェーバの音で目が覚める。はた迷惑である。
朝のバロックは、まずヘンデルのリコーダ・ソナタ、ト短調、気持がよく、朝向き。2曲目はテレマンのターフェルムジークだ2集から、協奏曲ヘ長調。いかにもと言う感じ。3曲目、ルベルの田園の楽しみ、どこかヴィヴァルディの四季風の感じがする優雅な舞曲。最後の曲はラモーのカンタータ焦燥。ヴィオールとクラブサンの伴奏でソプラノ。
窓の外からの風が涼しい。気象情報によると、曇りのち雨、東京の最高気温19度と言う。
夜勤の看護助手、Iさんが来る。昨夜は延べ200人のおむつの世話をしたそうだ。疲れたしかし、どこか幼さを残した顔をした人。
彼女は国家試験通って看護婦になって3カ月とのこと、初々しいわけだ。若くてほっそりしているが、それでも試験勉強中に肥ったので歩くように努めているという。しばらくおしゃべりの相手をしてくれた。優しい。
Yさんの奥さんが来た。典型的な北関東アクセント、「ことばがでてこねーんだもん、なー」「いごーーか?」「あぐしゅしたなんて、いてるよ」「たべてみな、おとーさん」などと。素朴。退院許可が出たらしい。入院6カ月、月末退院とのこと。
午後、教え子の最近教授になりたてのK君が来てくれる。色々と話が弾んで7時ころまでいてくれた。パソコン、カメラ、共通の知人、昔話と話は尽きなかった。
枕もとの、昨夜お見舞いにいただいた花
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