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2010年5月31日月曜日

病床五尺 その17


5月31日 月曜

今日の朝のバロック、最初の曲は聴き損ねた。
ミサ・ロム・アルメ第1曲から サンクトゥス」作曲者不詳                                                 
ラ・スパーニャの旋律による6つのレセルカーダ」ディエゴ・オルティス作曲
「すべての国々よ、主をたたえよ」  ディエゴ・オルティス作曲
「めでたし海の星」         ディエゴ・オルティス作曲                              
「王のパドゥアーナ」               作曲
「ガリアルダ」              作曲者不詳                             
「奥様、あなたがシャツを作ってくださるのなら」ジョヴァンニ・ドメニコ・ダ・ノーラ作曲
「お嬢さん方、ガリアルダを習いたいのはどなたか」ジョヴァンニ・ドメニコ・ダ・ノーラ作曲

 昨夜の夜勤はIさんと、Fさん、Iさんはガラッパチの豪快な人なのに、夜中入室するときは分からないくらい静かに入ってくる。夜中のKさんの看護も、ほとんど無言。大声を出す人もいるのに。気遣いのある有能な人である。

 昨日、FさんをHさんと間違えてしまった。髪型と顔の形、年齢がそっくりなので区別が難しい。若いから言葉づかいも似ている。失礼しました、Fさん。

 今日はNさんと言う看護士見習いの人が来る、血圧 137と92 酸素98% 体温36.8度、彼女は昼間働いて、夜、看護学校に行ってるんだそうだ。

 朝、ベッドを35度か40度くらいに起こして25分ほど耐えられた。

 午後2時ころにY氏、T氏、S氏、I氏、TM氏がそろって見舞に来て下さった。ふた組が入口で合体したらしい。さらにO氏ご夫婦までおいでになった。すごい人数で実ににぎやかだった。5この椅子が満員で、立つ人まで出た。話題がパソコンのことなどが多くなり、O夫人にはお気の毒だった。

 Y氏とS氏はほかの5人を残して少し先に帰り、残りの人たちはTM氏の車で帰った。

 教え子のKがその後に今日も来てくれ、夕食前までいて話し相手になってくれた。

 夕食前にベッドを45度で15分ほど。O先生が来て明日くらいから90度にチャレンジして 今週中に車椅子に乗るという。心もとない。

 同室のYSさんはここの病院は看護にあたる人たちが親切でとてもいいという。まさにそうである。そのうえ明るいのも病んでいる者にとって有り難い。




色づき始めた中庭の紫陽花(Y氏撮影)






この病院の全容(Y氏撮影)



人形(T氏撮影)





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