このブログを検索

2010年6月5日土曜日

病床五尺 その22

6月5日 土曜日 曇りのち雨という

 昨夜はずっと眠れなかったような気がする。

昨日、MA嬢から来たメールにあったポーシャ・ネルソンの詩

第一章

わたしは通りを歩いてゆく
歩道に深い穴がある
わたしは落ちる
途方に暮れる
これはわたしのせいじゃない
そこから出るには気が遠くなるほどの時間がかかった

第二章

わたしは同じ通りを歩く
歩道に深い穴がある
わたしは見えないふりをする
もういちど落ちる
またこの場所にいるなんて信じられない
だけどわたしのせいじゃない
そこから出るには今度も長い時間がかかった

第三章

わたしは同じ通りを歩く
歩道に深い穴がある
わたしは見る
それでも落ちる
これは習慣だ
わたしは目を開いてる
どこにいるのかわかってる
これはわたしのせいなんだ
わたしはすぐに穴から出る

第四章

わたしは同じ通りを歩く
歩道に深い穴がある
わたしは穴をよけていく

第五章

わたしは違う通りを歩く

【ポーシャ・ネルソン】



今日の昼に大井先生が山口さんと車椅子を持ってやってきて、座ってみた。割と簡単に座れたが、腰がこわばってきて、15分弱でダウン。でも車椅子第一日は成功。写真はこのときのもの。手にしているのはナースコール。Y看護婦さんにシャッターを押していただいた。






後輩Uと教え子Kとがパトリシア・コーンウエルの新作や新聞などを持って、お見舞いに来てくれる。気兼ねない話ができて楽しかった。
ついで教え子KTも果物持参で。

0 件のコメント: