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2010年6月7日月曜日

病床五尺 その24


6月7日 月曜日 晴れ

 バロックの森は途中から、ジャン・バチスタ・リュリの曲をやっている。「銃士隊の行進」「銃士隊の訓練」「銃士隊の退却」「銃士隊のオーボエ奏者のためのトリオ 第1番」「銃士隊のオーボエ奏者のためのトリオ 第2番」「銃士隊のオーボエ奏者のためのトリオ 第5番」「銃士隊のオーボエ奏者のためのトリオ 第3番」「銃士隊のオーボエ奏者のためのトリオ 第7番」、
ラ・ヴォア・ミニョ作曲 「管弦楽組曲 変ロ長調」、 
リュリ作曲 「快楽のバレエから」・序曲 ・2つのアントレ ・第2の序曲、「アルシディアーヌのバレエ序曲」 

 リュリの曲はいかにもバロックらしい。      


朝の検温: 血圧 118に71  体温36.6度 酸素は96%。

 10時過ぎに桜庭さんがいたベッドのところに入ってきたFさん、どこかほかから手術かなんかで入ってきたらしい。手術は済んで、明日の午後には退院の様子。

 10時半ごろ高野さんが来てリハビリ、膝上の筋肉が落ちてるので立つのが大変かもと言われた。確かに、膝のすぐ上が細くなってしまっている。足の運動を頑張ってやることにした。

終わってから車椅子に座ってみる。この前より楽になった。腕で体重を少し支えてると、ほとんど苦痛がない。自分でブレーキ操作もやれた。しかし、長い時間は無理。せいぜい、2-3分。頑張れば5分くらいか。

今日は眼鏡かけたIさんという看護婦さんが来ていたが、Yさんは土曜日の代休で休んでるという。掃除のおばさんによると、Yさんが来るまでは3階の看護婦は毎日替っていたとのこと。Yさんはすべてを心得ているので、彼女がいないと心細い。

 新入りのFさんは色々と看護が大変らしく、看護婦が付ききりのようである。点滴もしていたみたいだった。YOさんという素敵な顔立ちの看護婦が来て看護をしていた。


  親友K氏ご夫妻から戴いたものは毎食後にいただいている。ちょうど、手元にカメラがあったので、撮ってみた。ゼリー菓子というのは案外難しかった。外に出して撮れば良かったのかも。げんこつ煎餅、成田山新勝寺参道のお煎餅屋さんを思い出した。
 入院以来、堅いものを食べてなかったので数日前に初めておせんべいを食べたら、歯が浮くような感じがした。今朝、ミントタブレットを食べたら、これも強烈に効いた。筋肉といい、歯といい、味覚といい、すぐになまってしまうことを知った。歩行訓練の困難さが予想できる。




 戴いた花がまだ奇麗である。








 

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