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2010年5月18日火曜日

病床五尺 その3

5月17日 月曜日 晴れらしい

 12時ころから寝付いていたらしかったが、5時ころからおしゃべり小母さんの声で目が覚める。6時に熱いタオルが来るので髭を剃って顔を洗う。8時にやっと朝食。一昨日、お見舞いにいただいた、クッキーなど食べた。朝は焼きたてのチーズ・トーストが食べたい。
 月曜日は病室は看護婦さんやリハビリのトレーナーの人たちの出入りで賑やかだ。朝、さっと入ってきて、偉そうな態度でぐるりと見まわして黙って出て行く医師らしき男がいる。 感じが悪いやつである。できの悪い医者なのだろう。もっとも態度と医師としての技量の間には関係はないか。

 昼は、魚料理はいくらかおいしかったが、ごはん代わりに丸い柔らかい白いパンが2個付いてきた。僕が最も嫌いな種類のパン。1個は残した。

 腰の湿布をしてあったところが、コルセットで締められていたので痒くなる。看護士らしき小母さんにお湯で拭いてもらい、軟膏をつけてもらった。

 午後、担当のO医師が現れる。痛みが少し減ったというと、今日からリハビリをしましょうと言って、腰2か所に鎮痛剤を注射。彼は東京出身、金沢大学を出て東北大学の大学院にいたという。グーグルで見てみますねと言うと、共著の本が出る程度ですよと謙遜する。50台だがスマートな人である。
 ついてきた看護婦はSさんと言って、かわいい子であるがマスクをしてるので、顔がよくわからない。元気に無駄話をしていった。

 そのあと、T君というトレーナーが来て、手足の運動をする。川口の生まれ。旅の話などする。物やわらかな人である。終わった後は気持ちよかった。

 夜は皆さん、老人なので割と早寝で、9時ころには静かになる。電子メール書いたり、ミクシに日記を書いたり、本読んだり、ラジオ聞いたりして12時ころにやっと眠れた。


でっかい注射器をかざした可愛らしい看護士さん





リハビリに来たこの道三〇年の整体師さん





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